新型コロナウィルス感染症関連情報
(感染拡大時の対応)Coronavirus
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2020年4月21日
(一社)日本歯科医学会連合
新型コロナウイルス感染症対策チーム《 感染拡大防止関連情報 その1 》
-「歯科診療における緊急と判断する治療」-
新型コロナウイルス感染症拡大に対してより一層の取り組みを、社会全体そして一人一人が行うことが重要です。
歯科診療においては標準予防策の徹底等による院内感染防止対策、そして各地域の感染拡大の状況や必要性に応じた診療内容の調整などによる診療環境整備により、新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組むことが有効であると考えられます。
そこでこれまで、日本歯科医学会連合では、下記に示す「歯科診療における新型コロナウイルス感染症を防止するための留意点」についての情報を発信してきました。
対策情報その1:歯科の受診と歯科医療現場の対応
対策情報その2:新型コロナウイルス感染症に対する留意点
対策情報その3:歯科診療を行う際の環境整備
現時点において、各地域により感染拡大の状況は大きく異なることから、地域の実情、歯科医療機関の体制に即した対応の検討を求められておりますが、更なる感染拡大にも備えることが必要とされています。
患者さんに安全・安心な歯科医療を提供するために、歯科医師は、それぞれの地域の新型コロナウイルスの感染拡大の状況を理解し、最終的には自らの歯科専門知識で個々の患者さんの状況にあわせた歯科治療の選択を行う必要があります。
そこで、日本歯科医学会連合では、診療内容をご検討いただく際の目安となるよう、「緊急を要しないと診断した場合」の記載に続き、現時点で緊急性が高い(緊急対応が必要)と考えられる事例について、別紙「歯科診療における緊急と判断する治療」としてまとめました。ここに示した事例以外は、緊急性がなく延期が可能ということではなく、地域における感染拡大の状況や個々の患者さんの状態等を踏まえた判断が必要です。
患者さんそして医療従事者への新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、地域の実情、またそれぞれの診療環境に応じての対応として参考となれば幸いです。(別紙)