出口と新たな入口(400字のニューノーマル)Coronavirus

  • 新しい社会の中の歯科医療

    (一社)日本歯科医学会連合理事
    古郷幹彦
    (大阪大学大学院歯学研究科口腔外科学第一教室 教授)

    誰もが予想もしなかった感染症による現代社会の破壊が起こってしまいました。国民医療に携わる私たちはその中でも社会に役立つことを考えます。医療という現場で働くことが世の中の基礎を支えていることが今回明確になりました。医療現場が崩れなければ社会は保たれる。医療現場が崩れると社会は崩壊する。国民がこれだけ医療の重要性を認識してくれたのであるから、今度は我々が答えねばならない。患者が歯科治療によって感染した報告は世界中でまだ一件もない。問題点は歯科医自身へ患者から感染する危険性の方が高いと想定されること。医療者側自身が身を守ることで医療が継続できるのです。必要なことはすべて行うことこそが重要。診療室での3密の回避。エアゾルが低減された治療。問診やPCR検査(できれば)など正確な患者のトリアージ。ゴーグル・手洗いなど感染ルートの断絶。今はこの4点が大切。感染と消毒についてのより一層の頑張りが必要。

    (令和2年6月4日 記)

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